先日、東京へ出張の際、屋上緑化についての講習を受けてまいりました。 写真はその緑化製品をご販売している【山崎産業株式会社】の社屋屋上です。 実はこの会社、私たちの周りにとても貢献されている会社で、業務用の掃除道具や駅構内に設置されているゴミ箱なんかを販売されているんです。
しかしなぜ、そんな会社が屋上緑化事業を始めたかというと、やはり【エコ】の観点からでしょうね。 彼らの売っている商品、サービスは【エコ】に対して直結はしないものの、実は深く係わっているんだと思います。
それにしても東京という街は、なにげに緑が多いです。 写真の場所は、東京でも港区という、ほぼ中心に位置する場所で撮影したものです。 一昔前は、『コンクリートジャングル』なんて言う言葉もありましたが、今はその『コンクリート』と『緑』がうまく融合しているような気がしました。 なんでも、東京都では屋上緑化に対して補助金も出るみたいだし、ますます緑化が進みそうな感じですね!
写真は銀座のど真ん中にある、ビルのピロティ部分。 こんなところにもふんだんに緑が使われておりました。 実際、私が住む長崎県にはそれこそ山に、海に囲われているので、ちょっと目を向ければダイレクトに緑が飛び込んでまいります。 なので、緑化についてはそれほど高い意識が待てないのも事実かな。 それでもこうやって実際の風景(←都会における)を目の当たりにすると、「うーん緑化も大事だな」と気づかされます。 建物のふとした場所に緑があるだけで、意外と気持が和らぐのではないでしょうか。
住宅においても同じことが言えるかもしれません。 最近は予算の都合上、外構(←主に植栽)に力を入れられない方が多いような気がします。 これについては、好き嫌いの価値観も関係してくるので一概には言えないのですが、これから住宅をお考えの方たちに知っておいてもらいたい言葉は『緑視率』。 これは、住宅の主に外観における言葉で、ファサード面に対しての植栽等の割合です。 この割合を10~15%にすると、その家の見え方がずいぶん変わります。
予算があるので、一概には言えませんが、もし計画段階で考えられるのであれば専門家さんに相談するのも良いかと思います。 『緑』、いいですよ!
では。
イワモクでした。
今年の春頃より、設計業務を行わせていただいておりました、太田尾町簡易郵便局が着工致しました。
この案件は、市街化調整区域に建てるということで、小規模ですが「開発の許可申請」からの業務となりました。 通常、市街化調整区域には特別な事由がない限り、建物を建てることはできません。 普通の人がその地域に住宅は建てれないのです。 そのような土地に「簡易郵便局」を建てるわけですから、そう簡単には行きません。
ということで、まずは『開発の許可申請』をし、それの許可が下りてから通常の建築確認申請となります。 ただ、今回の案件は「住宅」ではなく不特定多数の方が利用する「簡易郵便局」。 なので、長崎市条例の『まちづくりに関する条例』というものもクリアするように設計しないとなりません。
今回の設計業務は、規模としては小さいですが、とても内容の濃い仕事をさせていただきました。 ちなみに、今案件は設計業務と管理業務、それと建築資材の納品をさせていただいきます。 施工については、今回設計業務をご紹介いただいた[弥生建築]さんです。 そのため、細かい進捗状況はUPできないかもしれませんが、ところどころではご報告していきたいと思います。
お楽しみに。
では。
イワモクでした。
※外観イメージは敢えて郵便局っぽくしておりません。
写真の縦長窓、明るく見えませんか? 実はこれ、北側の窓なんです。 そして少し離れた場所には障害物があるような場所。 それでもこれだけの明るさを放っています。 皆さんはよく、北側では採光が取りにくいと思いになるのではないでしょうか? 実は意外と採光が取れるんです。 特に、うす曇り空なんかだとなおさらです。 うす曇り空の場合の方が、日光が大気層で拡散され一様に明るくなるわけです。 もちろん、直射光が一番明るいのですが、それは直射光が当たるごく一部の場所の話であって、平均的に考えると、ということです。 でも、夏場の直射光は結構迷惑ですよね。 暑いし、眩しいし。
我々設計に携わる者として、今後特に考えなくてはならないのが夏場の暑さ対策ではないでしょうか。 温暖化が言われて久しい昨今。 この夏も梅雨明け当初から各地で30℃を超えていて、熱中症のニュースが絶えません。 外に出れば刺さるような日差しが照りつけ、うだるような暑さです。
昔の家は、軒が深いです。 これは、エアコンがない時代の知恵だと思います。 風通りを良くして、かつ、なるべく直射日光を入れずに計画する…。 光は、実はいろんなところから取り込めます。 先にも述べたように、北側からでも取り入れられます。 また、南側の側窓に内障子を計画することで直射も防げるし、断熱効果も多少得られます。 また、ガラスも透明ガラスではなく光の拡散が期待できるカタガラスという選択肢もあります。 その場合、景観は期待できませんけど…。
これからの家には、夏を意識した、自然に暑さ対策できるような計画をしていかないとならないかもしれませんね…。
では。
イワモクでした。